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Posted by かば - 2013.01.26,Sat
光学迷彩は以前書いたように(※1)、表面の反射率を変化させたり、背景とほぼ等しい映像を映し出したりして迷彩を行います。ですが、相手が持つ光学観測能力以上の解像度(※2)がないと見破られて(※3)有効なものとはなりません。

では、どれだけの解像度が必要かというと、先日書いたように(※4)、

 ・相手から500kmのところをすり抜けられる性能
 ・現在計画中のTMTという天体望遠鏡(※5)の解像度0.008秒角に近い0.01秒角の解像度

が目標なので、

  500km先で真横を向けている“ルイーゼ・ボッシュ”を見たときに0.01秒角より細かい解像度

とすれば良いことになります。

500km先の0.01秒角がどれだけの長さ(※6)になるのかは分からないのですが、地球からの見た月が約31分角(※7)ということなので、

  3,475(km):384,400(km)→ 約31分角
  432(m):500(km)→ X分角

と考えると、

  約0.009:1 → 約31分角
  約0.0009:1 → X分角 ≒ 約3分角(満月の約10分の1、木星(※8)の約4~6倍)

  約3(分角):432(m)= 0.01秒角:X(m)(※9)
  X ≒ 0.024(m)= 2.4(cm)

となるので、1cm四方を単位とすれば解像度は十分ということになります。戦闘・臨戦態勢中はステルスシールド内にしまえない速射レーザー砲などをどう隠すかが課題になりそうですが、不可能ではないと思います。

※1:2013/1/24記述分
※2:ここではステルスシールドをディスプレイ画面と考えたときの解像度で、特にピクセルの寸法
※3:相手の解像度の方が高いと、背景の中でドット絵のように見える
※4:2013/1/25記述分
※5:「国立天文台 TMT推進室」
※6:正確には「直径」かも
※7:「測量器で月を観測」(株式会社レックスのページ)
※8:「木星の視直径の変化」(「天文ガイド」の記事「惑星サロン」のページ)
※9:1分角 = 60秒角。1度 = 60分角

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