忍者ブログ
外出先で撮った写真をアップしたり、練習として書いた文章などをアップしていきたいと思います。
Posted by - 2024.04.25,Thu
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by かば - 2013.01.28,Mon
光学迷彩は、
1cm四方を単位とすれば解像度は十分(※1)
ということがわかりましたが、この単位ごとに照明を1個ずつ設置すれば良いわけではありません。

1方向に対してのみの光学迷彩なら1個ずつでも大丈夫ですが、“ルイーゼ・ボッシュ”は複数の相手との交戦を想定しているので、それでは不十分です。できれば、複数の照明を設置をしてすべての方向に対して光学迷彩を使用できるようにしたいところです。

そのため、1単位は設置した平面を覆う半球状のすべての方向に対して使用できるように、

 ・1単位を6×6区画に区切り、それぞれに1個ずつ照明を設置する
 ・各照明は約30度の広がりを持つ円錐形に光を放つ
 ・各照明がそれぞれ異なる方向に光を放つようにする


とします。これで、すべての方向にそれぞれに適した映像を映すことができます。今のところ、照明には有機LED(※2)のような平面薄膜照明を採用して、この照明自身に光の指向性を持たせるか、レンズ・鏡を使ってそれぞれ異なる方向に30度の広がりを持って光を放つように指向性を持たせるつもりです。

ですが、上記の6×6区画が1つだけでは、1単位の中の一部分だけが光ることになって良くありません。このため、6×6区画をさらに3×3となるように配置して、1単位の全体が光っていると見えるようにします。こうすれば、仮に照明の1つが故障して光らなくなっても残りでそれなりに補えますし、1つの照明の明るさを小さくして、汎用品に少しでも近いものを選択することもできます。

この結果、1単位に18×18個の照明が並ぶことになりますが、予備のスペースも含めて20×20個分として、1単位の寸法から、照明1個の寸法は0.5mm四方とします。

そして、映し出す映像はフルカラーである必要があるので、テレビなどを参考に、照明1個は4色(光の三原色+赤外線)のセットからなり、1色の寸法は0.2mm四方とします。残る0.1mm分は仕切りなどに当てます。

この寸法の照明を作成することは現在でも可能と思いますが、宇宙空間で長期間使用できるか、十分な光量を放てるかなどの課題は、“ルイーゼ・ボッシュ”が建造される300年後までに解決されると仮定します。

なお、結果としてステルスシールドはかなり精密なものとなるので、整備・修理などとして交換しやすいように、全体として1枚にするのではなく、力学的な配慮をした上で数十~数百枚に分割することにします。

※1:2013/1/26記述分
※2:「有機エレクトロルミネッセンス」(Wikipedia内のページ)

拍手[1回]

PR
Comments
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[01/03 click here to preview]
[09/29 Raymondled]
[09/25 Raymondled]
[12/12 レゴワード・レゴリック]
[12/12 かば]
プロフィール
HN:
かば
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1978/12/25
職業:
患者団体役員
趣味:
考え事
自己紹介:
軽度な短腸症候群の患者で、「短腸症候群の会」という小規模な一般社団法人の代表理事をしています。
mixi ID:24077499
twitter:@kaba2308
dNoVeLs:かば
バーコード
ブログ内検索
カウンター
フリーエリア
忍者アナライズ
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]