‘平和の祭典’の陰で

グルジアとロシアが‘戦争’になりました。
ロシアは南オセチアだけでなく、アブハジアや石油・天然ガスパイプラインのある地域でも軍事行動を行っているという情報があるので、ロシアに即時停戦と即時撤退を求めます。いくらグルジア在留邦人や‘平和維持軍’の自国兵士を守るためとしても一方的な軍部隊の派遣は‘侵攻’に他ならないと考えます。
ロシアは即時停戦と‘侵攻’させた部隊の即時撤退を行い、公平なる第三者の立場で南オセチア問題に関与すべきです。

‘戦争’が始まったのにNHKも民放も新聞もオリンピック一色という感覚に憤りを感じて書いてみました。しかも、‘ナガサキ’の式典でも対応できてなかった様子なのにはあきれてしまいました。一体マスコミや平和団体の言う「世界平和を広めよう」などという掛け声の中身は何なのでしょう？　本当にそう思っているのなら番組や紙面、式典の臨時変更をして署名の呼び掛けや被災者救済のための募金呼び掛けでもできないのでしょうか？

過去の戦争を忘れないように記憶することは大切ですけど、現在の戦争はそれ以上に忘れたくないと思います。