『電子のイブ（第二版）』13の一部

ここ2、3日に修正した分をさらに修正していました。レゴに力が入っている分おろそかになってしまっている感じがあるので、短時間でも気持ちを切り替えて修正できるようにしたいです。

（4月24日分から続く）
「……ありがとうございます」
「それと、できることならここに来ることで得られる素晴らしいものについても考えてほしいな。さっきも言った事故前と同じ身体だけじゃなくて、不老不死や世界中のあらゆる情報、それに、僕が手に入るんだよ？」
「え？」
　驚いた私が顔を上げるのを待っていたみたいにパックの顔がすぐ近くにあった。
「……それとも、僕はいらないかな？」
「そ、それは……」
　私が混乱して答えられないでいると、パックはうれしそうに笑って私にキスした。
（13の終わり）