『クラウディアの横顔』進捗状況

1ヶ月も報告を書いていませんでしたが、構想は少しずつ進んでいます。

ストーリーや具体的なシーンの検討が進んでいるほか、舞台となる水再生システムで使用されるロボットについて改めて検討を行って、設定にいくつか変更を行いました。

今まで水再生システムでは、クラウディアの管制で多数のロボット（防衛・警備・作業・情報収集の4種）が使われているとだけ考えて、具体的な数を考えていませんでした。でも、それではどれくらいロボットを登場（描写）すれば良いか分からないということもあって、水再生ステムのトンネルの長さやロボットの巡回・作業速度から検討しました。その結果、ロボットの数は漠然と考えていた数より2桁ほど少ない数十から100体程度になり、ストーリー上の対戦相手（合体ロボット）を潜り込ませるのが非常に困難になってしまい（クラウディアの管制能力を考えても、妥当と思います）、ストーリーを変更して対戦相手を変えました。今まで対戦相手について検討してきたことを捨てることになりますが、新たな対戦相手も設定上問題ないですし、対戦内容そのものはむしろ充実するので、この変更で進めるつもりです。

あと、クラウディアとヒロトの関係についても検討を深めて、クラウディアが最初の場面でヒロトをどう思っているかを確定し、同時に、ヒロトが所属する警備隊が水再生システムにどの程度警備を行っているかの設定もできました。

雲の海市の社会構造も、地球のように固定的な組織があるのではなく、林穣治の『ウロボロスの波動』に登場するAADDという組織のような、流動性の高い柔軟な組織（？）形態を取っている、などの設定を追加して、背景が充実してきました。

今週もまたストーリーを中心に構想を進めます。