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Posted by かば - 2012.08.26,Sun
雲の海市の建設には、大型の建設機械が多数必要です。

ですが、地球で使われている大型建設機械と同じディーゼルエンジンを使用することはできませんし、太陽光発電 + 蓄電池では非力な上に、建設機械としてあまり適切ではないと思います。

そこで、どういう動力だったら良いだろうと考えて、屋外で使用する自走式建設機械(ブルドーザーなど)の場合、
  1. ディーゼルエンジン + 液体酸素(現在でも一部の潜水艦で使用されています)
  2. 燃料電池
  3. マイクロ波送電 + 蓄電池
  4. 原子力(原子炉で蒸気を作り、タービンを回して回転力を取り出す)
  5. 原子力(核物質の崩壊熱で蒸気を作り、タービンを回して回転力を取り出す)
などが候補になるかと思いました。

とにかく大きな動力が必要であれば、4.が実績もあって良いと思いますし、比較的小さい動力でも、5.だと燃料も酸素も補給しなくて済むので、1.2.より補給が楽になります。もちろん4.5.は核物質の取り扱いという難しさはありますが、月面上ではもともと宇宙放射線が強いので、これへの防御・対策がしっかりしていれば、補給が楽というメリットを打ち消すほどではないと思います。核物質も、月面で採掘・加工できれば、地球から打ち上げる(軌道エレベーターの使用もあり得る)際の危険性も減らせます。ただ、核物質(燃料)の地球からの打ち上げには技術的な問題よりも政治的な問題の方が大きく影響しそうなので、安定供給が問題になるかもしれません。

月面での自給を重視すれば、2.3.が良いと思います。3.のマイクロ波送電はまだ実用化されていないようですが、可能になれば、大規模な太陽光発電施設からの電力で動かせることになり、一番有利かもしれません。また、2.なら、すでに実績が豊富ですし、3.ほど大規模なインフラ(特に、夜に備えて月の南極の無影地帯などからの送電網)を必要としません。さらに、水を分解して水素と酸素を取り出す設備なら、従事者などの生活用の酸素製造設備などと共通化することもできます。

実際にどうなるかは、どれくらいの能力を持つ建設機械が必要になるか次第(小型を多数ということは、整備の手間が増えるのでないと思います)ですが、そこまではまだ考えていないので、次の機会に考えることにします。

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かば
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男性
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自己紹介:
軽度な短腸症候群の患者で、「短腸症候群の会」という小規模な一般社団法人の代表理事をしています。
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