鳥たち以外のこと

今日は午前中こそ曇りだったものの、午後は少し暑く感じるくらいの晴天でした。

そんな天気の中、行ってきた今日の調整池は、アイガモ兄弟とカルガモ5羽のほかはなかなか見付からない（ヨシやガマの茂みの中からは数十羽分くらいのスズメの鳴き声は聞こえていました）という感じで、鳥たちを探しながら調整池を回るうちに、鳥たち以外のことにいくつか気付きました。

列記すると、

• オオスズメバチに2回会った。団地の法面のどこかに巣があるのかもしれない。そろそろ巣が滅亡すると思うと、怖いというよりも哀しさを感じました。
• 体長50～60cmのシマヘビに会った。気付くのが遅くて写真は撮れませんでしたが、久し振りにはっきり見ることができてちょっと満足しました。なお、シマヘビは遊歩道を横切って調整池の水際の方へ逃げていきました。
• 遊歩道を歩いていて、中心近くにある何枚かの葉が白っぽくなっているタンポポを複数株見ました。病気かもしれませんが、もしかしたら、冬に備えて余分な葉を落とすための“紅葉”なのかもしれないと思いました。
• 遊歩道を歩いていて、キジバトの羽が帯状に散らばっているのを見ました。羽の量と散らばり方から行って、ノラネコなどに襲われて、羽をかなり引き抜かれたあとに引きずられたのだろうと思いますが、血痕はなかったので、すでに死んでいたキジバトだったのかもしれません。どちらにしろ、“生態系”“命のつながり”といった言葉を思い出す出来事でした。
• キジバトの羽を調べていて、傘の部分が赤い小さなキノコを見付けました。キノコというともっと山の中というイメージがありましたが、よく探してみれば、身近な足もとにもたくさんあるかもしれないと思いました。
• 鉄製の手すりの上で休んでいるトンボを見ていて、横風にあおられて体勢を崩すところを見ました。弱っていたのかもしれませんが、地上だと横風に弱いかもしれないというのはちょっと発見でした。
• 鳥だったのかもはっきりしませんが、調整池の水面近くを翡翠色をした小さな物体がサーッと横切っていくのを見ました。一瞬「カワセミ!?」と思ったので、もし本当にカワセミなら、ぜひまた会いたいです。

となります。この他に空と雲の写真を少し撮りました。

鳥たちも鳥たちだけで存在しているわけではありませんし、たまには鳥たち以外にも目を向けてみるのも良いかもしれません。