賀詞交換会みたいでした

今日は風もそれほどでなく、比較的穏やかな晴天でした。

そのためもあるのか、今日の調整池では久し振りに、

• アオサギ
• カワウ
• ジョウビタキ（今冬初）
• セグロセキレイ

を見て、なんとなく、鳥たちが“新年の御挨拶”に集まってきた賀詞交換会のようでした。

特に、カワウは初めて見る婚姻色（頭と足の付け根の一部が白い）で、最初見たときはビニール袋でも取れなくなったのかと思いました。でも、1羽だけでは寂しかったのか、あまり落ち着かない様子で、1度飛び立って池の上空を軽く旋回して着水したあと、再び離水して、いったん西へ向かってから大きく旋回して東へ飛んでいきました。北北東に4kmくらいのところにカワウが比較的集まる大北川の河口があるので、そこへ向かったのかもしないと思っています。

それから、アオサギは調整池に寝に来たという感じで、池の中にあるコンクリートの構造物の上に着地したあと、その陰に隠れるように降りて、ヨシやガマの茂みに入っていきました。私が見に行ったときはまだ寝場所が決まっていないようでしたが、今までも私が気付いていなかっただけで、ときどき寝ていたのかもしれません。

あと、今日は調整池に到着したときからスズメたちがヨシやガマの茂みでにぎやかだったので、到着間もないのかなと思っていましたら、正反対で、出発のタイミングを図っていたようでした。私がいつものように調整池の畔を1周し終えるくらいのときからパラパラと飛び始めて、40羽くらいが北や北西の住宅地へ飛んでいきました。そのあとはずっと静かになって、調整池の周囲にいたアオジが3羽、ヨシやガマの茂みへ入っていったので、今日はあの40羽が大体いた数なのかもしれません。

最後に、アイガモ兄弟は次郎も三郎も元気でしたが、カルガモもコガモもまったく姿を見せなくてつまらなかったのか、私が見ていた間に、

開水面の南岸で水浴び → いったんヨシやガマの茂みの中へ移動 → 北岸へ移動 → 西岸よりを泳いで南岸へ移動

と調整池の開水面を1周していました。この時期にコガモがまったくいないのはちょっと寂しいので、ぜひ姿を見せてほしいです。

【写真】ピントと露出が甘いですが、婚姻色のカワウ