自然の掟

天気が今一つだったためか、マガモたちは調整池の中でじっとしていました。

立ち上がって場所を変えようという気もなかったようですが、もしかしたら、長兄の皮膚病（？）が悪化していることが関係しているのかもしれません。左の写真では分かりづらいかもしれませんが、左端に座っている長兄の顔を見ると、灰色の地肌が見えるような部分が目の縁から広がっていますし、胸の茶色い羽の色あせも進んでいるように思います。

これから梅雨になったり、夏を迎えたりと大変な時期ですから、そうなる前に良くなってほしいと願っています。

一方、調整池の周辺では、巣立ちしたムクドリの幼鳥が70 ～ 80羽くらい集まって、複数のグループを作っていましたし、違う場所では、ツバメの幼鳥が集まって、飛行訓練をしているらしい様子を見掛けました。また、ムクドリの幼鳥の群れに蹴散らされている感じだったスズメも、別の場所で、分散しながら生活しているようでした。

ムクドリの幼鳥のグループは、少し離れたところから、単独行動らしいハシブトガラスに“見守られて”いたので、なかなか厳しい様子ですが、それが自然なんだな、と改めて思いました。