主役がいませんでした

今日は快晴で風もほとんどなく、暖かくも寒くもない良い天気でした。でも、午後2時半過ぎに行ったら太陽が低くてひどい逆光になってしまって、撮影や観察には向きませんでした。

その上、今日の調整池は主役のアイガモ兄弟が見当たらなくて、ひどく寂しいというか、物足りない気がしてなりませんでした。彼らを見付けられないままだったことは5月13日以来で心配ですけど、彼らも日差しがまぶしくてヨシやガマの茂みの中に入って静かにしていただけなのだと思いたいです。

また、今日は調整池に少なくとも15羽くらいのカワラヒワが来ていて、スズメたちがいつもいる西側のヨシやガマの茂みの大部分を制圧しているように感じました。カワラヒワはヨシやガマの茂みの北西にある高い木の梢に留まったり、西側のヨシやガマの茂みに入ったりしていて、スズメたちは西側のヨシやガマの茂みの中でも北西端の一角に押し込められている感じでした。そのためか、スズメは住宅地のある北西の方に飛んでいくものが20羽くらいいて、ヨシやガマの茂みに残っているものはいつもより少ないように感じました。

そして、東側のヨシやガマの茂みにはアオジが20羽くらいいるようでしたし、調整池周辺の灌木の中などからも鳴き声が結構聞こえました。今までの冬はこのアオジとスズメがヨシやガマの茂みを東西で分け合っている感じでしたが、今後はカワラヒワが加わって、三つどもえになるのかもしれません。

【写真】西側のヨシやガマの茂みを制圧したカワラヒワ