トンボとセミ

今日は薄い雲が広がっていても日差しが強くて、弱いけれど涼しい東風が救いだった天気でした。

でも、鳥たちは連日の暑さで調整池に見切りを付けて周辺のもっと涼しい場所に移動したか、ヨシやガマの茂みの中に引きこもるかしてしまったようで、じっくり探して歩いても、カルガモの成長を3羽とヒヨドリを1羽見かけただけで、アイガモ兄弟も、ツバメも、スズメも見かけませんでした。暑さが一段落するまでこのままだとしたら残念です（ちなみに、ツバメやスズメは行き帰りの住宅地にはたくさんいました）。

その代わり、調整池は今週もアブラゼミなどのセミやトンボ（チョウトンボを含む）の王国になっていて、それぞれ何十匹という数で見ました。セミは今日もアブラゼミが大半のようでしたが、メスを探して切羽詰まっているのか、少しでも暑さをしのごうとしているのか、鳴くよりも飛んでいる方が多いみたいで、先週より少し静かに思えました。また、トンボは写真に撮ったシオカラトンボなどよりもチョウトンボの方がずっと多くて、水面上のあちこちで踊るように飛んでいるのが印象的でした。多分、卵を産んでいたのだろうと思います。

【今日の写真】シオカラトンボ