まったく違っていました

今日は雨が少しぱらつく、肌寒いくらいの曇天の中、調整池に行ってきました。

持っていったデジカメのバッテリー残量も少なく、あまり撮影に適した日ではありませんでしたが、ここしばらく見ている晴天の調整池とはまったく違っていて、見る価値はたっぷりあったと思います。

まず、気が付いたのは、ゴイサギたちがみんなヨシやガマの茂みの中に潜んでいたことでした。一部が私から逃げようとして逃げた先のゴイサギと場所争いをしていましたが、そのほかは羽繕いをするくらいでほとんど動きませんでした。

次に気が付いたのは、スズメたちがとても静かなことでした。鳴き声がほとんど聞こえなくて、調整池の周りを歩きながら居場所を確認すると、先週までたくさんいた調整池の南西側に並んでいるヤナギの木などには全然いなくて、ヨシやガマの茂みの中に潜んでいました。

ゴイサギたちもスズメたちもこれから来るだろう風雨に備えて避難しているように見えて、「家を持たない野生動物は大変だ」と改めて思いました。

そして、ゴイサギやスズメがそんな感じだったせいか、バン一家も半分の成鳥1羽と幼鳥2羽を見かけただけで、残りはヨシやガマの茂みに隠れているようでした。

また、アイガモ兄弟はいつもと同じ場所にいましたが、今日は少しだけ生えている草に身を隠しているように見えました。

久し振りに調整池で見たヒヨドリ2羽とキジバト2羽も避難場所を求めて来ていたように見えましたが、セキレイ（ハクセキレイとか、セグロセキレイとか、細かい種類は不明）だけは、なぜかのんきにエサ探しをしているように思えました。