鹿島神宮へ地震終息を祈願してきました

今日は鹿島神宮へ地震終息の祈願をしに行ってきました。

行きは下調べが不十分だったためにひたちなかで道に迷い、30分ほど時間をロスしてしまいましたが、予定より早く、昼食前に到着することができました。

祈願に行こうと思う前から、鹿島に行ったら“なまず”を食べてみたいと思っていたので、大鳥居（震災で倒壊して撤去済み）近くで探して、1軒だけ見付けたお店で「なまず天ぷら定食」をいただきました。



なまずは白身であっさり淡泊、しかも柔らかくておいしかったです。特に、お店の人に勧められた“カレー塩”との相性は良くて、もっと食べられそうでした。

このお店だけでも他に、煮魚・唐揚げ・刺身・寿司といったなまず料理があったので、また行ったらほかのなまず料理も食べてみたいと思います（ちなみに、一番のお薦めが天ぷら）。

腹ごしらえができたところで鹿島神宮に入りました。広さは1平方kmもないと思いますが、歴史があるだけあって森がとても深くて、まさに別世界でした。

特に、もう1つの目的だった要石の周辺の森は深くて（大鳥居からだと道なりに1km弱歩くんですよ！）、本当に神宮の境内なのだろうかと思うくらいでした。



もしかしたら、原生林なのかもしれないと思うくらいでした（実際はちょっと分かりません）。

そして、要石はというと、



ではなくて（これは途中にあった案内らしいです）、



こちらでした。

写真の中央やや下に写っている真ん中が少し凹んだ小さな丸い石がそうらしくて、予想とあまりの違いにビックリしました。圧倒されるような大きな岩だとばかり思っていたのに、こんな小さな（正確には地上にほとんど出ていない）石とは肩すかしにあったようでした。

大昔はもっと地上に出ていたのか、それとも、水戸光圀が7日7晩掘らせるはるか前から、この石の真の姿を見抜いていた人がいたのかは、案内板にも書いてなかったので分かりませんでした。

でも、今になって、誰もが驚くような大きな岩よりも、あの小さな（手のひらで隠せそうな）石の方が、より神秘的なのかもしれないと思い始めています。

最後に、社務所で「地震・災難除け札」というのを見付けたので、いただいてきました。



今日は道中から地震のある（私は9時台の地震に気付きませんでした）1日でしたけど、今回の参拝とこのお札をきっかけに少しずつ終息してほしいと改めて思います。