言葉探し

　今日も午後は戦術シミュレーションゲームをずっとやっていてとうとう最後までクリアしたのですが、昨日の夜から午前にかけてはずっと俳句に使う言葉を考えていました。
　考えていたのは来月のカレンダーはがきに添える俳句用の副詞で、“淡々と”や“着実に”から似たような意味の副詞を探し始めて辞書を手当たり次第に引き、微妙なニュアンスの違いを考えては全体としての収まりが良いかどうかを比較しました。
　その結果、最初のころに思い付いた“淡々と”に決めたものの、

　　“淡々と”（あっさりしてちょっと冷たい感じ）

　　“段々と”（中間ぐらいでちょっと昔話の感じ）

　　“着実に”（積極的で前向きな感じ）

などと言葉に対する印象の違いが結構あることに気付かされましたし、この違いによって同じ俳句の雰囲気がまったく変わってしまうことがよく分かりました。
　小説のように多くの言葉でイメージを作っていけない分一つ一つの言葉を吟味しなければならない俳句の特性が実感できたという訳で、今後は一層言葉に気を付けたいと思います。