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Posted by かば - 2012.10.07,Sun
性別による分業は、婚姻(配偶)関係の保護のために生まれたのではないかと思い付いたので、まとめてみます。

まず、人類が誕生したころを舞台に、身を守ったり、狩りや採集の効率を上げるためにできた、互いに血縁関係のない成人男女3人ずつの6人からなる集団を想定します。彼・彼女らは互いに婚姻関係にありますが、その形態(一夫一妻、一夫多妻、一妻多夫、乱婚)は問いません。また、彼・彼女らは狩りや採集の能力でほとんど差がないと仮定します。

そして、この集団に所属する女性1人が妊娠して、肉(良質なタンパク質)が必要になったけれど、狩りには参加できなくなったとします。

このとき、乱婚を除く婚姻形態では明確に「夫」が存在しますから、「夫」は自身の子供のためにも、狩りをすることになります。乱婚の場合でも、男性は自身の子供である可能性があるので、「夫」ほど強い動機にはならなくても、狩りをすることになるでしょう。肉はごちそうですから、狩りに行くとなれば、妊婦を除く女性も参加を希望すると思います。

ですが、狩りには参加できない状態の妊婦を1人だけで遺していくのは危険ですし、狩りが失敗したときのための食料や、成功して肉を調理したり、燻製にしたりして加工するために必要な薪を集めるなどの必要もあるので、狩りに行く人数を制限しなければなりません。ここでは、とりあえず、2人残して、狩りに行くのは3人ということにします。

では、「夫」は自身の他に誰を連れていくかということになりますが、一妻多夫で「夫」が3人、または、乱婚で男性3人とも父親の可能性があるというのなら、狩りに行く人数は自動的に決まって問題はありません。問題は「夫」が1人か2人の場合です。

私は、このとき「夫」が一番気にするのは、自身と「妻」との婚姻関係を守る(他の男性に邪魔をさせない)ことだと思うので、他の男性を連れていくと思います。また、「妻」も同じ理由から、女性を残そうとすると思います。

時代が下って、婚姻関係が宗教(呪術)で保護されるか、個室・個別の家などで物理的に保護されるかすればこのような考えは成立しないかもしれませんが、どちらもなく、婚姻関係は当人たちの意志と実力(腕力)で保護するしかないとなれば、このような考えは十分通用すると思います。

そして、このような分担が繰り返されて定着し、性別による分業が始まったと思いました。

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軽度な短腸症候群の患者で、「短腸症候群の会」という小規模な一般社団法人の代表理事をしています。
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