『クラウディアの横顔』進捗状況

2番目のブロック「ヒロトとクラウディアの会話」の加筆修正がだいぶ進んできました。

ヒロトとクラウディアの気持ちのずれがはっきりしてきて、それを解消できないまま終わる流れが大体できてきたと思いますが、その会話の際にヒロトが何を見たのかの描写がまだ欠けていますし、完成にはまだしばらく時間がかかりそうです。

このブロックでは、ヒロトが自分の気持ちを優先してクラウディアの気持ちを否定し、自分の気持ちを押しつけようとします。最初はクラウディアと会話できることに舞い上がって気付かないでいた“クラウディアの気持ち”という現実に直面して、現実を拒否してしまうわけです。

書いていて、昨今ネット上で見られるある種の主張・活動が思い浮かんだのですが、この作品を構想し始めたのはそれらの主張・活動を知る前ですし、今も関連させているつもりはありません。似ているところがあるとしても偶然ですので、あらかじめご了承ください。