『クラウディアの横顔』進捗状況

制作は週に1回、図書館でのみ、という状況になってしまっているのは少し残念ですが、少しずつ進んでいます。

今日は、

• ヒロトの意識が転換するシーンでのクラウディアとヒロトの会話の修正
• 冒頭のクラウディアを描写するカットの場所の移動
• 水再生システムを点検するシーンで、場所をそれぞれ特定して、描写を追加
• 警備ロボットと作業ロボットがクラウディアを迎えるシーンの原稿断片を追加
• 水再生システムにおける気密扉の構造の検討

を行いました。

前回の制作で、クラウディアがヒロトを始めとする人間に対して求めていること、ヒロトがクラウディアの女性型の駆体に対して思っていることが少し混乱してぶれていたので、その修正を行いました。間が開いて、思い付くままに修正しているとこういうことが頻繁に起こって、元の構想が分からなくなるというのが私の悪いクセです。この作品の制作では、あらすじ（シーン・カット）と設定検討のメモを確認しやすいようにしているつもりですが、原稿の断片もだいぶ増えてきましたし、思い付くままに修正する場合は、まったく別の紙に書いて、メモを確認してから原稿の断片に取り込むようにしたいです。

あと、気密扉は、検討の結果、

• 使用頻度が低く、利用者も限定されるため、基本的に手動で開閉する、ドア方式
• 非常時にのみ閉鎖される、自動で開閉する、引き戸方式

の2種類とすることにして、引き戸方式の気密方法も決めました。実際の宇宙用の気密扉がどうなっているかは知らないのですが、自分なりに納得できたので、自信を持ってはっきり描写できるはずです。