『クラウディアの横顔』進捗状況

今日もストーリー（シーン・カット）を具体的に考えました。

特に、断片的にもイメージが浮かばなかった、クラウディアが水再生システムを点検していく具体的な様子について考えました。クラウディアが借り出した人型駆体とそれまで使っていた警備ロボットのセンサーや運動能力の違いというところから考えて、クラウディアが具体的に人型駆体をどんな風に使って点検するかを決めました。ネタバレになるのでここでは書きませんが、ヒロトが驚いて、止めようとする、代わろうとするやり方で、クラウディアが人間ではないこと、人型駆体をあまり重視していないことがよく分かるやり方にもなったと思います。

また、さきほど、水再生システムの中を流れる水（汚水）の流速について全然確認していなかったことに気付いて少し考えました。最初、おおざっぱな暗算でひどい計算間違いをしてしまって流速が早くなりすぎて「設定を大幅にやり直さなければならない」と慌ててしまいましたが、改めて、電卓も使って計算し直すとせいぜい2km/hくらいですみそうだと分かって安心しました。

この作品は下水処理を紹介する目的もあるので、明日はこの点検の様子を、設備の紹介も含めて、さらに具体的に考えるつもりです。多分、明日は原稿も断片的に書いていけると思います。