『クラウディアの横顔』進捗状況

今日は実際に原稿用紙を広げて、書くことを意識しながらストーリー（というか、シーンやカット）を具体的に考えました。

書き出しを書いてみたり、曖昧だった部分をはっきりさせたりしましたが、今まで棚上げにしてきた、クラウディアとヒロトの容姿という問題をこれ以上棚上げにできないと感じさせられもしました。全体的な印象を考えるのはなんとかなっても、具体的に各部分がどんな感じなのかを考えるとなると、さっぱり思い浮かばなくて苦手です。スラスラと思い浮かぶ方は本当にすごいと思います。

それで、全体的な印象止まりですが、クラウディアの容姿や作中の雲の海市でのドレスコードを考えた結果、

クラウディアの容姿

• 雲の海市の「独立」の象徴でもあるので、独立した女性
• 雲の海市はまだ新しい年なので、若い女性

→20代後半くらいの、職業などを持ち、独立した感じの女性

• 雲の海市は多人種・多民族から構成されているので、人種・民族がはっきりしない混血で平均的な容姿で、特定の宗教を意識させる着衣・装飾は行わない
• 雲の海市の象徴（誇り・理想）でもあるので、誇り高い美人

作中の雲の海市でのドレスコード
 

雲の海市はまだ発展途上の工業都市であり、経済的にも物資的にも潤沢ではなく、かつ、クラウディアを独立の象徴としても製作した住民は、地球からの独立意識や強く、極めて実務的な性格が強いので、式典などの儀礼の場におけるフォーマルウエアでも、地球と同じようなタキシードやイブニング、ハイヒールなどは採用されない。これらは着用中に非常事態が起こった場合、気密服の着用や速やかな避難を妨げて危険でさえある。また、同様の理由から長髪をそのままにすることも好まれず、固めるか、アップにするか、覆うかする。宇宙では水が貴重で、かつ、基本的に密閉空間であり、手入れが難しい長髪は衛生上の問題でもある。

となりました。クラウディアの髪と瞳、肌の色は一応決まっていますし、ヒロトは日本人の特徴が強い混血で、髪と瞳、肌の色以外は他に目立つ特徴はないと考えているので、とりあえず、この感じで進めるつもりです。