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Posted by かば - 2013.01.08,Tue
昨日の「電源について」で電源について考えたので、今日は一歩進めて、発電能力について考えてみました。

『クラウディアの横顔』当時の人口5万人規模で建設工事が活発に行われているという段階では、根拠はないものの、10~30万kWの発電能力があれば十分なのではないかと思います。

そして、その3分の1程度を最低限必要な発電能力と考えて原子力で賄うとすると、原子力は3~10万kWの発電能力を担うことになります。この規模なら、核融合炉ではなく、小型の核分裂炉で十分です。さらに、この規模の核分裂炉なら、現在でも原子力空母や原子力潜水艦に搭載されている原子炉と同じくらいなので、別の場所で建造した炉本体を運んできて据え付けるということもできると思います。

また、残り3分の2を主に太陽光発電と温度差発電で賄うとすると、太陽光発電も3~10万kWの発電能力を担うことになります。現在日本で作られている“メガソーラー”は1千~数千kWなので、この30~100倍の規模ということになりますが、今後の性能向上と月なら大気がない分面積当たりの効率を上げられることを織り込んで、10倍程度の規模ですむということで仮定すれば、以前考えた建設計画に組み込んでも極端に負担になるということはないと思います。

ただ、温度差発電については、単位面積当たりどの程度の熱量を得られるのかがよく分からないので、具体的なことは言えません。日向と日陰の温度差は楽に200度くらいあるそうですが、その熱せられた日向の熱が地中にほとんど入っていない(=熱量はほとんどない)というのなら、熱せられた日向のレゴリスと地中深くの冷たいレゴリスの温度差を利用できなくなります。この場合、レゴリスの代わりとなる物質を太陽熱で加熱して温度差を作ることになりますが、太陽光発電より効率や経済性で劣るかもしれません。

最後に、燃料電池は水素と酸素を使うので、発電力に含めるにしても、余剰電力で作った水素と酸素で発電する、ピークを緩和するための発電力になるだろうと思っています。また、水素と酸素を建設現場のレゴリスや氷(あるのであれば)からどれくらい確保できるか次第でもあるとも思っています。

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