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Posted by - 2025.01.13,Mon
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Posted by かば - 2012.09.26,Wed
ユニットを設置するためには、
  1. 現地を掘削(覆土を確保し、月面の景観をできるだけ維持する)
  2. 掘削した場所を整地(ユニットを水平に設置できるようにする)
  3. 整地した場所に基礎を設置(ユニットを固定できるようにする)
が必要になります。

今までこの3つをまとめて「基礎工事」と読んだり(※1)、3.を考えていなかったり(※2)しましたが、今後は3つに分けて考えます。

3.を考えていなかったのは、実際に考えられている小規模な有人月面基地などで基礎を設置していないらしいことからの思い込みで、「地球のように強い地震や暴風の影響を考えなくて良い月面では、基礎は必要ない」と判断していたためです。

ですが、ユニットだけでも約200t(※3)ありますし、月面の表土は柔らかい(※4)ようなので、100年単位の長期間水平を保って設置するには不安を感じました。また、月震もないわけではありませんし、長期間設置するのであれば、比較的近くに隕石などが衝突した衝撃でユニットが動かないようにする必要があると考え直しました。

今のところ、設置する基礎は具体的に決めていなくて、
  1. 岩盤まで多数の杭を打ち込み、その上にユニットを固定できるようにする
  2. 表面に大きな板状の基礎を設置(基礎は岩盤に少ない杭で固定)し、その上にユニットを固定できるようにする
  3. 表土に接着剤を混ぜて硬化させることで大きな板状の基礎を作り(岩盤に固定する杭はさらに少ない)、その上にユニットを固定できるようにする
  4. 岩盤の上に直接ユニットを固定できるようにする
の4案で考えています。1.~3.では、後者になるほど杭の数などの資材が少なくてすむ反面、精度の確保が難しくなると思います。また、4.の場合は想定している約3m(※5)より深く掘削しなければならないかもしれません。決めるには建設場所の地質の詳しい情報が必要だと思っているのですが、今のところ、持ち合わせていません。ですから、当面はこの4案を使い分けて建設するということにしておきます。

(※1)(※5)『表土の採取場所について』
(※2)『雲の海市の建設方法』
(※3)『ユニットの密度と肉厚について』
(※4)「月面の環境(レゴリスを中心に)」(JAXAのこども向けの教育用資料) ※PDFファイル

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かば
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男性
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1978/12/25
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自己紹介:
軽度な短腸症候群の患者で、「短腸症候群の会」という小規模な一般社団法人の代表理事をしています。
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